
コーヒー豆の価格が急騰している。アラビカ種の国際先物価格は2024年に年初比で約70%上昇し、2025年2月には1977年以来の史上 最高値を記録した。国内でもセブン-イレブンのコーヒーが2025年7月に値上がりし、UCC・ネスレなど大手メーカーも15〜30%の価格改 定を実施。主な要因はブラジルの記録的な干ばつによる生産量減少と、中国を中心とするアジア市場での需要拡大だ。
そんな状況のなか、「コスパのいい次の産地」として静かに注目を集めているのがインドと中国・雲南省。今回は実際に豆を取り寄せて飲み比べてみた。
できるだけ豆本来の個性を引き出したかったので、シンプルな条件で統一した。
ドリッパー: Kalita ウェーブドリッパー 155
グラインダー: Timemore C3 Max Pro(15クリック)
お湯: 90℃
注ぎ: 4投に分けて湯入れ、2分30秒で落とし切り
まず飲んだのはインドの豆。中深煎りらしく、カップに注いだ瞬間から落ち着いた色合い。
第一印象は「苦味」だった。香りは控えめで、飲んだ瞬間に来るのは明確なビター感。華やかさや果実感はほとんどなく、オーソドックスなコーヒーの印象。朝に何も考えずに飲みたいタイプ、とでも言えばいいか。
悪い意味ではない。「ザ・コーヒー」を求める人には刺さるはずだ。ミルクや砂糖を加えてもしっかり存在感を出せそうな骨格がある。
続いて雲南の豆。豆をグラインダーに入れた瞬間から様子が違った。カシューナッツのような、甘くてナッティな香りが 漂ってくる。コーヒーを挽いているとは思えない香りで、思わず手を止めてしまった。
カップに口をつけると、紅茶のような軽さと上品な甘みが広がる。中煎りなのに浅煎りのような印象で、苦味はほとんど感じない 。コーヒーが苦手な人でも飲めるかもしれない、と思うほどの飲みやすさだった。
2杯を並べると、方向性がまったく異なることがよくわかった。
インド → 苦味ベース、骨格しっかり、ミルクとの相性◎
中国・雲南 → 香り豊か、軽やか、そのまま飲むのが一番
「コーヒーらしいコーヒー」を飲みたい日はインド、「ちょっと違うものを楽しみたい」気分には雲南。そんな使い分けができる と思う。
価格高騰で手が届きにくくなった定番産地の代替、というより、それぞれ独立した個性を持つ産地として向き合うべきだと感じた 。まだ知名度は低いが、これからが楽しみな2産地だ。
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毎年この時期になると頭を抱えるのが、確定申告の医療費集計作業です。病院や薬局でもらう領収書はフォーマットがバラバラ。それを一枚一枚目視で確認しながら Excel の医療費集計フォームに手入力していく作業は、枚数が増えると地味に骨が折れます。 先日、ふとしたきっかけでこの作業を Claude に投げてみたところ、これが想像以上に使えたのでブログに残しておきます。